広島ドラフト1位の加藤拓也投手(22=慶大)が19日、2度目の紅白戦に登板し、鈴木誠也外野手(22)をフォークで空振り三振に取るなど、2回1安打無失点に抑えた。

 紅軍の2番手として3回に登板し、1死から菊池涼介内野手(26)にフォークを中前にはじき返されるも、続くハビエル・バティスタ内野手(25)をフォークで遊撃への併殺に打ち取った。

 4回は先頭の鈴木をフルカウントから高めから落ちるフォークで空を切らせた。後続も打ち取り、2イニングを打者6人で終えた。

 前回の紅白戦は真っすぐで押す投球だったが、この日は切れのあるフォークで0封。前回の紅白戦からの連続無失点を4イニングに伸ばした。

 アピール投球にも「順調にきていると思います。結果を残さないといけない立場ですから」と冷静に振り返った。