2年連続の米国サバイバルキャンプで覇権奪回だ! 仙台6大学野球の東北福祉大が今日20日、ロサンゼルス合宿へ出発する。昨秋は仙台大に敗れ、就任後から続いた3季連続優勝を逃した大塚光二監督(49)は「投手陣は最上級生に頑張ってもらいたい。去年よりプラスアルファがないと厳しい」と、新戦力の台頭を切望した。パナソニック(大阪)内定の絶対的エース城間竜兵(4年=八戸学院光星)が卒業し、投手陣の再編が急務だ。

 一方の打線は日本新薬(京都)に進む4番井沢凌一朗外野手(4年=龍谷大平安)が抜けた。大塚監督が「打ってもらわないと困る選手」と全幅の信頼を寄せるのが、昨年から3番に起用するドラフト候補の楠本泰史内野手(3年=花咲徳栄)。それ以外の選手については「たっぷり競争してもらう」と横一線を強調した。3月3日から19試合のオープン戦をこなし、4月の開幕を迎える。