西武森がまた本塁打を放った。7回1死一塁、フルカウントから129キロ変化球を引っ張り、豪快に右翼芝生席にたたき込んだ。この打席だけ高校の先輩、岡田のバットを借りていた。

 今季は捕手としての出場機会増を狙うも、右肩痛で出遅れた。2月24日から1軍に合流したばかりだが、1日のロッテ戦に続き、早くも本塁打は2発目。バットは快調だ。試合後は「まぐれです。まぐれです」とだけ話した。辻監督は「3打席目まで(遊ゴロ、三邪飛、三振)良くなくて代えようかなと思ったけど、見事な本塁打だった」とほめていた。