ヤクルトの新外国人デービッド・ブキャナン投手(27=フィリーズ3A)がオープン戦初先発し、4回を2安打無失点に抑えた。

 最速149キロの直球と変化球をテンポよくコーナーに投げ込み、2回まで無安打投球。3回には岡田の投前へのセーフティーバントに猛然とダッシュ。好送球でアウトを奪い、フィールディングの良さも見せた。ブキャナンは「マウンドにいるときは自分も守備の一員。プライドをもってやっている」と胸を張った。

 登板後には、日本で10年目のシーズンを迎えるロッテ・スタンリッジのもとへあいさつに向かい、日本の野球について話を聞いた。

 真中満監督(46)は「クイックやフィールディングなど、すべてにおいてクリアできている。心配するところがない」と評価した。