先発した広島ドラフト3位の床田寛樹投手(22=中部学院大)が5回89球を投げ、4安打1失点に抑えた。

 1回先頭茂木に二塁打を浴びるも、後続を断って無失点で滑り出した。3回2死2塁から銀次に右前適時打を浴びて失点。それでも追加点を許さず、5回までプロ入り最多89球を投げきった。

 開幕ローテ入りにまた1歩近づく結果に、新人左腕は「前回よりもストライク先行で投げられた。いい感じで来ているので、このまま続けていけるようにしたい」と納得。それでも5回89球の球数に「ファウルで粘られて球数が多くなった。1、2球で打たせて取らないと長いイニングは投げられない」と反省も忘れなかった。