DeNAが本拠地開幕で敗れた。先発の今永昇太投手(23)が、巨人打線相手に好投していたが、7回途中に負傷交代。球団関係者は、左太もも裏をつったと話した。今永は「試合前の準備から試合に入っていく中で、緊張感が高まっていきました。いつもの自分の体ではなく、緊張感を漂った体になっていました」と3回に先制点を献上したことを反省した。それでも4回以降はカーブと緩急をつけて無安打に抑えていた。

 打線では4番筒香嘉智外野手(25)がノーヒット。「明日頑張ります」とだけ言い、次に切り替えた。チームはこれで借金2となり、アレックス・ラミレス監督(42)は「打つ方(巨人)が上手だった。(DeNAは)調子がいい人がいれば、悪い人もいる。今はバランスが悪い」と、敗因を語った。