中日京田陽太内野手が23歳の誕生日を自ら祝った。

 7回、平田良介外野手(29)の3号ソロで同点に追いつき、なお2死満塁で右前に勝ち越しの2点適時打を放った。開幕から奮闘を続けるドラフト2位ルーキーは前日19日、三ゴロ敵失でサヨナラ勝ちを導き、前祝い。この日は決勝打で2日連続、3度目のお立ち台に立った。

 試合前に友人や大学の後輩らから「おめでとう」とメッセージ。1打席目には、右翼スタンドから誕生日ソングが流れた。「いい誕生日になった。今年の誕生日は忘れられないと思います。でもまだシーズンは続く。今日は今日で終わったので、切り替えてやっていきたい」と表情を引き締めた。

 19日(日本時間20日)、同じ背番号「51」のマリーンズ・イチロー外野手(43)が今季1号を放っていた。京田は「(ネットニュースで)チラッと見ました。何かの縁を感じますね」と笑顔だった。