日本ハムが今季2度目の5連敗を喫し、4勝13敗で借金は9に膨らんだ。1回に3番近藤健介捕手(23)の適時打で先制点を奪ったが、打線が8回まで安打1本のみで追加点を奪えず。四球で走者を出すも、バント失敗や2併殺など得点のチャンスを生かせなかった。

 オリックス打線には4本塁打を含む先発全員の14安打を浴びて得点を重ねられた。7点差を追う9回裏に4番ブランドン・レアード内野手(29)の今季3号2ランなどで粘ったが、巻き返せなかった。2回無死一塁でドラフト2位ルーキーの7番石井一成内野手(22)がバントを失敗した場面について、栗山英樹監督(55)は「ミスはこっちの責任。それは俺のせい」と背負い込んだ。「誰よりも野球を愛して、必死になってやるしかない。必死にやっていれば流れは来る」と力を込めていた。