西武秋山翔吾外野手(28)が、招待した子どもたちに立て続けにスーパープレーを披露した。

 1回表1死、日本ハム松本の左中間を破る当たりを、フェンス際で処理。素早く中継の源田につなぎ、三塁で刺した。1回裏には日本ハム先発メンドーサから、右翼席に先頭打者本塁打を放った。

 「追い込まれていたので、何とかバットに当てて粘ろうとした結果、本塁打になりました。この日は招待した子どもたちも来ているので、次もいいところをみせたい」と秋山。この日は「ひとり親家庭の親子」16組35人をメットライフドームに招待している。

 試合前、子どもたちのもとを訪れ、写真撮影やサインなどに応じた秋山は「今の調子が良いとか、悪いとかは関係なく、子どもたちには必ずいいプレーを見てもらいたいと思っています」と話していた。言葉通り、守って打って、子どもたちを喜ばせた。