日本ハム中田翔内野手(28)が楽天美馬から死球を受け、激高した。7回先頭の第3打席で左太もも付近に死球を食らった。中田は美馬へ向かって怒りの言葉を投げかけ、近寄ろうとすると両軍ベンチから選手らが飛び出した。中田も川名コーチらに制されながら一塁へ向かったが、一触即発ムードが漂った。

 試合後、「1、2打席目(の内容)が良かったので気持ちを入れて打席に入った。1本打ちたいと強く思っていたので」と気持ちの高ぶりを説明。当たった箇所も「ただの死球で大ごとではない」と、冷静に振り返っていた。

 中田は13年8月21日楽天戦(Kスタ宮城)で美馬から左手に死球を受け、左手第5中手骨の亀裂骨折を負い、残りシーズンを、ほぼ棒に振った経緯がある。