日本ハムは26日、腰部椎間板ヘルニアで戦線離脱中の近藤健介捕手(23)が28日に徳島県内の病院で脊椎内視鏡手術(腰椎椎間板ヘルニア摘出術PED法)を受けると発表した。近藤は球団を通じて「シーズン中にチームを離れることを申し訳なく思いますし、個人的にも残念な思いはあります。ただ、今後の野球人生を考え、しっかりと治してプレーすることが最善だと思って決断しました。手術を受けた後は、1日も早くファンのみなさんに元気な姿を見せられるよう、リハビリに励もうと思います」と、コメントした。

 今季中の復帰は絶望的とみられる。開幕から打撃が絶好調で、50試合に出場し、打率4割7厘でパ・リーグ首位打者に立っていた。また、打率4割超の球団最長記録も更新中だったが、3日阪神戦(甲子園)に出場後に右太もも裏の張りを訴え、その後は代打出場1試合のみで11日に出場選手登録を抹消されていた。右太もも裏の張りも椎間板ヘルニアが原因とみられており、まずは痛めた腰の完治を目指すことになった。