侍ジャパン事業を担うNPBエンタープライズは26日、東京・港区の品川プリンスホテルで、侍ジャパンの新ユニホーム発表し、第1部では、NPBエンタープライズの山田隆社長と、アシックスの西前学社長が「ダイヤモンドパートナー契約」の契約書に調印した。

 新ユニホームを手掛けたアシックスとは21年5月末まで4年間を結んだ。

 NPBエンタープライズの山田社長は「野球の日本代表はアマチュア、プロの垣根を越え、女子も含めてすべての世代が同じユニホームを着用し、世界最強を目指して戦って参りました。人口減少、少子高齢化が急速に進む日本において、とりわけ若年層に対する野球振興については、これまで以上に努めていかなくてはいけないテーマだと考えています。2020年の東京オリンピックは青少年、子どもたちが野球に対して新たな興味、関心を抱くまたとないきっかけ。金メダルを目指すととともに、各世代の代表が国際試合で輝かしい結果を残してくれることを祈ってます」と期待した。

 アシックスの西前社長は「野球は長きにわたり日本で最も親しまれ、愛されるスポーツの1つ。そのトップに立つ選手たちは子どもたちから大人まで、世代を問わず我々のヒーローであります。特にアマチュア、プロを越えて、すべての侍ジャパンの選手がアシックスのユニホームを着て頂くことは大変光栄で、全社員の誇りです。ユニホームをはじめとする用具は選手の可能性を最大限に引き出すことを使命としています」とあいさつした。

 新ユニホームを着用する最初の国際試合は、7月12日から米国で開催される日米大学野球になる。