ソフトバンク松田宣浩内野手(34)が、貴重な追加点となる15号ソロを放った。

 2点リードで迎えた4回無死走者なし。日本ハム先発有原のフォークボールをバックスクリーンへたたき込んだ。

 試合後、ヒーローインタビューで「塁に出ることだけ考えていた。点を取ることができて東浜もピッチングが楽になったと思う。今日の勝ちは大きかった。6月は調子が悪かったので7月は取り返すつもりで頑張っている」。4戦3発と量産態勢に入った“熱男”が鼻息を荒くした。

 この日、首位楽天が敗れソフトバンクが首位に立った。「初めての(単独)首位でうれしい気持ちでいっぱい。順位を落とさないようにみんなで頑張っていきたい」と昨シーズン、逆転Vを許した日本ハムの本拠地で気を引き締め直した。