日本ハム斎藤佑樹投手(29)が大炎上した。

 約1カ月ぶりに先発したが、4回11安打8失点(自責7)で3敗目を喫した。試合後には2軍降格も決まった。「またファームで、今日悪かったところを生かしてやるしかない」と話し、球場を後にした。

 初回からリズムに乗れなかった。立ち上がりにロメロに先制適時打を献上。2回は1死一、三塁の場面で若月の投ゴロを本塁へ悪送球(記録は失策)。2点目を失うと、駿太には2点適時三塁打を浴びた。続く大城の一塁ゴロではベースカバーを怠って出塁を許すなど精彩を欠いた。

 4回はロメロに16号ソロをバックスクリーンへたたき込まれるなど毎回被安打&失点で、被安打11は自己ワーストタイという内容だった。「せっかくチャンスをもらったのに、結果を出せなかったので悔しい。チームに対して申し訳ないです」と、声を絞り出した。