全国から48チームが出場し、神宮球場で開会式が行われた。関東連盟からは18チームが代表となり、堂々と入場行進した。世田谷西の梅村大和主将(3年)が「歴史ある大会を継承し、未来を担う野球人として野球の楽しさを伝えられるよう全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓。6日間の激戦の火ぶたを切った。

 開会式後、1回戦16試合が首都圏各球場で行われた。18年ぶり3回目の出場の市川が1-0で枚方(関西)を下し、15年ぶり2回目の東村山も接戦の末、花巻(東北)を4-3で下した。その他の関東連盟勢は、調布、江戸川中央、新宿、武蔵府中、匝瑳がいずれも接戦を制して2回戦に進んだ。春の関東王者の浦和、千葉市がともに1点差で敗れ、1回戦で姿を消した。