阪神ドラフト2位の小野泰己投手(23)が「13度目の正直」でプロ初勝利を目指す。28日は甲子園で練習し、ショートダッシュなどを繰り返した。

 29日のヤクルト戦(甲子園)に先発予定で「ある程度(ヤクルトの)打者の感じは見えてきている。しっかりイメージして投げていきたい。久々の甲子園。何とか、もっと粘れる投球をできれば」と意気込んだ。

 小野は5月下旬の1軍デビュー以降、過去12戦に先発して白星なしの7敗。球団の新人ワースト記録を更新していた。前回登板の22日ヤクルト戦(神宮)は右ふくらはきがつって4回途中に緊急降板。今季、同カードは2戦に先発して防御率9・39だ。