広島が2年連続8度目のリーグ優勝を決めた。緒方孝市監督(48)は、就任2年目の昨季から2年連続で頂点に立った。

 初回、4番松山竜平外野手(32)のタイムリーで先制。4回には野村祐輔投手(28)がスクイズを決めリードを広げた。阪神はその裏に中谷のソロ本塁打で1点を返した。

 先発した広島エース野村は、ソロ本塁打1本のみで6回1失点と試合を作った。中盤は均衡した試合展開となったが、7回裏、阪神が代打陽川の今季1号ソロで同点に追いついた。

 同点の8回、広島はバティスタの適時打で勝ち越し。8回をジャクソン、9回を中崎が抑え試合を締めた。