ロッテ二木康太投手(22)が6回8安打2失点(自責1)で、8月6日以来の白星(6勝目)を挙げた。

 2点の援護をもらった2回に一時は同点に追いつかれたが、3回に味方が勝ち越した後は要所を締めた。4回、5回、6回と走者を出しても3イニング連続で併殺に打ち取った。約1カ月半ぶりの白星に「真っすぐのキレもコントロールもうまくいかず、修正もできなかった。フォークも甘かったですし、軸になる球がなかった。粘れたというよりも、いいところでゲッツーが取れた。野手の方に勝たせてもらった。これをいいきっかけにできれば」と振り返った。

 自身初のシーズン規定投球回まで、残り16回3分の2。先発機会はあと3試合の予定で「1つ1つの試合を大切に投げて、結果到達できればうれしい」と話した。