ソフトバンク吉村裕基外野手(33)が12年連続本塁打となる今季1号を放った。

 この日、約5カ月ぶりに1軍に昇格。7番一塁でスタメン出場し、5回に二木のフォークを捉え、一時同点となる左越えソロ。CSでの右の代打の座を争う江川、塚田に負けじと存在をアピールした。

 「チームの優勝に何ひとつ貢献できなかったが、そんな中で上げて頂いたので、絶対打ってやろうという気持ちだった」

 プロ15年目の今年はここまで出場わずか4試合にとどまっており「少しでもチャンスを生かして、悔いが残らない打席にしていきたい」と、残り試合での活躍を誓った。