広島は2日、今秋ドラフトで早実・清宮幸太郎内野手(3年)の指名を回避することを明らかとした。

 この日スタートした清宮との面談に、広島は加わらなかった。球団幹部は「行かないということはそういうこと。打撃は素晴らしいものがあるが、うちのスタイルには合わない」と説明。魅力的な長打力も、現場は走力のある選手を要望しているという。清宮の指名回避を明言したのは、広島が初めて。

 広島のドラフト1位候補はヤマハ・鈴木博志投手(20=磐田東)、立命館大・東克樹(4年)ら即戦力投手、地元の広陵・中村奨成捕手(3年)の名前が挙がる。