日本ハムは3日、来春の1軍キャンプ地として米アリゾナ州スコッツデールにあるダイヤモンドバックスの施設(ソルト・リバー・フィールズ・アット・トーキング・スティック)を使用すると発表した。16年から今春までの2年間は同州ピオリアにあるパドレスの施設(ピオリアスポーツコンプレックス)を使用してきたが、来季で3年目となる海外キャンプは新たな施設で行う。日程などの詳細は後日、発表される。

 竹田憲宗球団社長は球団を通じて「今年まで2年間、アリゾナでキャンプを行ってきました。日本一奪回を目指して新たな環境によりレベルアップを狙い、来春からキャンプ地を変更することにいたしました。2018年はアリゾナ・ダイヤモンドバックスから広大で最新鋭のキャンプ地を提供していただくことが決まりました。全面支援を賜るダイヤモンドバックスには、心より感謝申し上げます。1人ひとりの技術向上とチーム力の強化を目的として、整った環境下で再スタートを切ります」と、コメントした。

 また、ダ軍球団社長兼CEOのデリック・ホール氏は「我々、アリゾナ・ダイヤモンドバックスは日本、および北海道日本ハムファイターズと長く良好な関係を持ってきました。今回、ソルト・リバー・フィールズにファイターズをお招きすることについて、非常にエキサイトしています。そして、ファイターズにとって最高の春季キャンプになることを願っています」と、歓迎した。