富士大(岩手・北東北)が仙台大(仙台6大学)を2-0で下し、2年連続4度目の明治神宮大会出場を決めた。0-0の7回に、主将の6番小林遼捕手(4年=仙台育英)が右越えに決勝の場外2点本塁打を放った。「ヘッドが走って前でさばけた。ホームランになるとは」と驚いていた。

 試合後、小林は仙台大のドラフト候補右腕馬場皐輔(こうすけ、4年=仙台育英)に声をかけた。高校の同期として「ドラフト1位でいけよ」とハッパをかけると、馬場からも「日本一になれよ」とエールを送られた。

 明治神宮大会は11月10日に開幕し、同日に行われる1回戦で関西5連盟第1代表と激突する。