西武ブライアン・シュリッター投手(31)が今季限りで退団する見通しであることが29日、分かった。

 加入1年目の今シーズンは中継ぎで64試合に登板し、1勝5敗32ホールド。勝ちパターン継投の一角として防御率2・83をマークしたが、シーズン終盤は精彩を欠く内容が続いた。敗退した楽天とのCSファーストステージでも、第3戦の1点を追う8回に2被弾。勝負どころでの不安定感もあり、球団は来季契約しない方針を固めたとみられる。シュリッターは現役続行を希望している模様。NPB、メジャーも含め、プレー先を探すことになりそうだ。