楽天オコエ瑠偉外野手(20)が野球漬けで躍進を狙う。今月中旬から始まる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」の日本代表に最年少野手として選ばれた。その後はメキシコのウインターリーグに参戦予定で、自主トレは米国で行うことも視野に入れている。「結果が出るまで、とことんやります」と、目を光らせる。

 2年目の今季は後半戦から本領発揮した。41試合に出場し3割をマーク。「何とも思わない。1年を通じて打たないと」。今年はペゲーロをまね、打席内で動きが少ない形に変えたことで39安打中、二塁打が17本と長打力は増した。一方で選んだ四球は3つで、出塁率は上がらなかった。「今はストライクゾーン内は打てるけど、ボールは待てない」と、さらなる打撃改造で進化を遂げる。