独立リーグ四国ILの徳島は3日、東京都内のホテルで来季の新監督に就任すると発表していた元西武の石井貴氏(46)と正式契約を結んだ。

 同席した荒井健司オーナーは「独立リーグは、ビッグリーグを目指す若者が集う場所です。徳島はここ5年で9人の選手を送り込んでおり、全独立リーグ球団のなかで一番多い数字です。石井さんの指導のもと、来季、1人でも多くの選手がNPBをはじめ、ビッグリーグに行けるよう、期待しています」とコメントした。

 石井氏は93年ドラフト1位で西武に入団し、ライオンズ一筋で通算68勝。07年に引退後も1、2軍で投手コーチを務めてきた。15年1月に日本学生野球協会の適性検査で資格回復を認定され、同年3月から母校の藤嶺藤沢で指導を行ってきた。