日本ハム田中賢介内野手(36)が4日、札幌市内の球団事務所で大幅減俸となる1億2500万円ダウンの年俸7500万円プラス出来高で契約更改した。ダウン幅は野球協約の減額制限(1億円以上は40%)を大きく超える62・5%。

 「これが僕に対する球団の評価だと思うので、それはしっかり受け入れて来シーズン頑張ろうと思う」と、話した。

 今季は107試合に出場して打率2割5分2厘。後半戦はベンチスタートとなることも多かった。シーズン終了後に球団から今季年俸の2億円から大幅に減俸となる旨も通知されていた。「事実上のクビと同じだから、いろいろ考えた。時間がかかりました」と、思い悩んだ末に残留を決断。来季へ向けて「やるだけですね」と、力を込めた。