日本ハム栗山英樹監督(56)が6日、楽天星野仙一球団副会長の訃報に接し、日本ハム球団を通じて哀悼の意を示した。

 「本当にショックで、何も言葉がありません。現役引退後から星野さんに大変お世話になってきました。海外へ取材で同行した際には、部屋へ招いていただき、いろいろなことを勉強させてもらいました。キャスター、評論家時代には『お前、誰のおかげでメシを食えてると思ってんじゃ。(球界復帰し)野球界に恩返しをしろ』と言われていたことを覚えています。監督としても教わることは多かったです。苦しんだ昨シーズン、お会いした時には『お前、何しとんじゃ』とも叱咤(しった)激励されました。振り返ってみれば、まだ星野さんへ何一つ恩返しができていません。あんなに優しい方が、ああいうスタイルにしないといけなかったということ。ある意味、優しいからこそ人を怒ることができたんだと思っています」