高校通算65本塁打を誇るロッテのドラフト1位、安田尚憲内野手(18=履正社)が9日、さいたま市内の選手寮に入寮した。

 寮まで向かう途中駅で早くもファンにサインを頼まれるなど、注目度は抜群だ。戦国武将・真田幸村ファンであることから、長野の上田市長から贈られた真田神社のお守りを持参。左手首には、就職祝いとして両親からプレゼントされた腕時計が光った。

 「今日からプロ野球選手としての生活が始まる。自立した生活をしたい」と気を引き締め「よく聞くのは、東京は夜が危ないと…。まだ早いかもしれないですけど、遊びとか節制してやっていきたい。六本木とか銀座とか、お金を使う街は気をつけろと親や兄に言われました」。まだ18歳。大金の管理はしばらく両親に任せ、“お小遣い制”で生活する予定であることを明かした。