オリックスが11日、大阪市内の球団事務所でスカウト会議を行い、今秋のドラフト候補約300人をリストアップした。

 高校生では筆頭候補の大阪桐蔭の根尾昂内野手(2年)、藤原恭大外野手(同)のほか天理の太田椋内野手(2年)の名も挙がった。太田は強肩に高校通算18本塁打の長打力を持つ右の大型内野手で、父はオリックスの打撃投手を務める太田暁氏(46)。長村球団本部長は太田について「地元の内野手だし、ええ体しとるね」と高評価。“親子鷹”誕生の可能性もある。今後も、根尾らとともに徹底マークする方針だ。