東都大学リーグの中大が12日、東京・八王子市内の同大グラウンドで18年最初の全体練習を開始した。

 数日間の自主練習を経て集合した選手たちは精力的に練習を行った。

 清水達也監督は「良く動けていると思う。それぞれが、しっかり練習してきた」と話した。プロ注目の伊藤優輔投手(3年=小山台)は昨年4月以来のブルペン投球を行った。昨年4月の試合中に左膝に打球を当て膝蓋(しつがい)骨骨折と診断。戦線を離脱していたが、年明けに医師から本格的な投球練習再開のゴーサインが出た。「投げる上での怖さは全くない。たまっていたものがようやくはき出せた」と笑顔を見せた。