昨季チームトップの12勝を挙げた阪神秋山拓巳投手(26)が、ライバルDeNA捕手をビビらせた。12日、今年初めてブルペンで投球。自主トレに参加したDeNA戸柱のミットを目がけ、立ち投げのみで直球を30球を投げ込んだ。

 「『こんなに球が重いとは思わなかった』と言われた。(それを聞き)うまく力が伝わったんだなと思った。キャッチャー側の意見を聞きながらやっていきたい」。多少のリップサービスを含んでいたとしても、戸柱に重さを感じさせたのは事実。今季初のブルペンに手応えを感じていた。

 今後の調整については「(春季キャンプの)第1クールの終わりか、第2クールの頭にはバッティングピッチャーに呼ばれると思う。(2月)1日からほぼ100%(の状態)でいきたい」と頼もしく語った。

 この日はサンテレビの「熱血!タイガース党」に生出演し「180イニングを目指して頑張りたい」と今季の抱負を語った。