楽天のドラフト1位・近藤弘樹投手(22=岡山商大)が13日、新人合同自主トレ4日目で初めてブルペン入りした。捕手を立たせて、カーブ、チェンジアップ、フォークと変化球も混ぜながら34球。投球練習後には「(指に)かかる球とかからない球がはっきりしていた。でもこの時期にしては自分の納得のいく球がちょっとあった」と手応えを口にした。

 目標は開幕1軍。それには「まずキャンプで1軍にいかないとお話にならない。この自主トレでできる限りのことはしようと思います」。今後もキャンプ初日の2月1日に全力に近い投球ができるよう、逆算して調整していく見通しだ。

 大学時代は「(体は)ウエートトレとかじゃなくて、投げて作る。投げるために必要な筋肉は投げないとつかないと思ってたんで。球数を投げてつけていた。筋トレはほぼしていないです」という。

 さすがにプロでは筋トレもメニューに加わるが「まず2月1日に投げられるようにと考えている。そこにいたるまでに肩と相談しながら、投げられる時に投げたい」と、投球練習を大事にしながら調整を続けていく。