張本勲氏が14日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。先日14年連続で護摩行に臨んだ広島新井貴浩内野手についてコメントした。

 各選手の自主トレ映像を見て「山登りはいい。でも、新井はやけどしてどうするの。野球に関係ないことはやってほしくない。精神統一かどうか分かりませんが、もっと野球に関係ある運動をしてほしい」と真っ赤になった新井の顔を見て苦言を呈した。 

 新井は昨年までの鹿児島・最福寺から、今年は和歌山の高野山別格本山清浄心院に移して実施。燃え盛る炎の前で1時間半にわたって読経を続けた。「これをやらないと1年が始まらない。気持ちがグッと締まる」と壮絶さを物語る真っ赤な顔で語った。池口恵観住職(81)は「体が若いし、気が出ている。2年前の時以上の力が出ていた」と、MVPに輝いた16年シーズンのような活躍に太鼓判を押されていた。