侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が7日、阪神の宜野座キャンプを訪れ、紅白戦を視察した。

 印象に残った選手として、3安打を放った2年目の大山悠輔内野手(23)を真っ先に挙げ「3本のヒットを打ちまして、非常に長打力というのは期待している部分はありますけど、ライト前に追い込まれながらも打つという、いいものを見せてもらいました」と高評価した。

 金本監督からは中谷将大外野手(25)を推薦され「ヒットを1本打ちましたけど非常にパンチ力もありますし、守備も今日はライトとセンターと両方できるということで、注目していきたいと思います」と印象を話した。

 2回2失点の藤浪晋太郎投手(23)については「今年はピッチングフォームを少し変えたということで、今はいろいろ見つけている最中なのかと。球も安定している」と復調を期待していた。