阪神ドラフト4位の島田が、初実戦で俊足巧打をアピール。12球団最速のキャンプ紅白戦に9番中堅で出場。1安打1盗塁と結果を残した。金本知憲監督のコメント。

 「石崎からヒットを打って、やっぱり面白い。いいものを持っているね」。

 2死一塁となって打者熊谷の場面。その初球、果敢な好スタートでプロ初盗塁を決めた。

 「走らんから、俺がもう『走れ!』と言ったんよ。『行け! 早く』と。モーション大きいのに行っていなかったから」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -大山が3安打した

 金本監督 初日ですから。いきなり変化球とか難しいと思うんだけど。本来の形がしっかりしているからパッとタイミングの間を取れて対応できる。

 -藤浪は150キロ台も

 金本監督 ちょっと、ばらつきがあった感じだけど。今は手探りだと思う。ブルペンで試して、だいぶ、まとまってきて、それがどれくらいの球の勢いになるか。まとまったけど、球の勢いの確認をしていたように思う。スピードガンもちらちら気にしていたしね。

 -西岡が貫禄の2ラン

 金本監督 経験値も違うしね。それこそ、対応力があるからこそ、あれだけ実績を残してきた。彼は体とか、体力さえ戻れば、普通にできる選手ですからね。

 -島田も猛アピール

 金本監督 俺は大学生からプロに入って、変化球を打てなかったからね(笑い)。「どれだけ曲がるの?」って思っていたからね。

 -才木も力があった

 金本監督 良かったね、真っすぐね。左打者の外にシュート回転したり、抜け気味だったけど、すぐ修正できるかどうかが、成長の早さにつながってくる。