日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が、早ければ日本帰国後の21日の韓国・サムスン戦(沖縄・赤間)で打席に立つ可能性があることが分かった。

 今日10日(日本時間11日)の米アリゾナキャンプ第3クールから打撃練習を再開。アリゾナでは素振り、ティー打撃などを行い、16日の帰国後にフリー打撃と順調に段階を踏んでいけば、10日後には“プロ初打席”に立てる計算。

 栗山監督はかねて「打撃に関しては心配していない」と話す。高卒1年目とは思えない技術、パワーは誰もが認めており、万全の状態で打撃練習を再開すれば、実戦の打席はすぐに近づいてくる。

 休日の9日(同10日)は休養に充て、プロ初実戦となる、守備で途中出場予定の韓国・KT戦(スコッツデール)へ備えた。磨いてきた守備を実戦で試しながら、遠ざかっていたバットの感覚も徐々に呼び起こす。(スコッツデール=木下大輔、中島宙恵)