オリックス・ドラフト3位福田周平内野手(25=NTT東日本)がライバルに負けじと今キャンプ初の紅白戦で適時打を放った。紅組の2番遊撃で出場し、5回1死一、三塁から鈴木優の137キロを捉えて一、二塁間を破った。

 沖縄では明大で同学年だった阪神糸原が練習試合で本塁打をマーク。伝え聞いた福田は「そんなん打てる打者じゃないでしょ。もったいない」と笑いながらも刺激を受けた様子だ。観戦した宮内オーナーも「若い人にとっては練習試合でもなんでもない真剣勝負。力いっぱいやっていた」と満足げに話していた。