ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が15日、3度目のシート打撃で「1号」本塁打を放った。4年目左腕笠谷が3ボール1ストライクから投げた直球をガツン。左翼手がすぐに追うのをあきらめる豪快なアーチを逆方向へかけた。

 「はじめて2018年に(本塁打が)打てたんで、やっと始まったなと。いいスイングをして、コースなりに飛んでいった」と笑った。その前の打席では石川から左翼フェンス直撃の二塁打を放つなど2打数2安打。

 藤本打撃コーチは「あっち(左翼)方向へ打てている方が、引っ張った時、ラインドライブがかからない。今は天才やね。本当にリラックスしてやっている」と評価していた。