西武小石博孝投手(30)が6回に2番手で登板し、3者凡退に抑えた。

 持ち味のテンポの良さを発揮。ポンポンとストライクを投げ込み、内田を空振り三振。岡島を二ゴロ。最後は代打今江を遊ゴロに仕留め、あっという間に3アウトを奪った。

 これで、実戦6試合に投げ、計9回1/3、7安打無失点。辻監督は「いいね。去年と比べたら、無駄なボールがない。ストライク先行で、良い感じ。(高橋)朋己もいるし、みんな必死にやっている。良い競争をして、このまま行ってくれればいい」と、左の中継ぎ陣の競争を歓迎した。

 小石は「周りの方の評価だけ、ありがたく、いただいておきます。まだまだです」と、気を抜くことはなかった。