日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が、今日10日DeNA戦に先発出場する。オープン戦では現在11打席連続無安打だが「結果は結果として、いつかヒットは出る。自分のスタイルで行きたい」。9日は約2時間、チームとともに鎌ケ谷市内の室内練習場で汗を流し、フリー打撃などを行った。

 憧れのOB、エンゼルス大谷も、新人時代はオープン戦10打席目で初本塁打を放つまで無安打だった。そして、その本塁打が生まれたのが、今日の舞台、2軍本拠地の鎌ケ谷スタジアム。大谷の後を追う18歳が初安打を放つには、絶好の地だ。「(新人合同自主トレ期間中の)1カ月ほどしかいませんでしたが、帰って来て落ち着きます。ホームなので、自分たちのリズムでやりたい」。チケットは立ち見席を除いて10、11日とも完売。スターの系譜を継ぐ一撃を披露する。