腹膜炎から実戦復帰した日本ハム清宮が11日、イースタン・リーグ西武戦(西武第2)に出場。3打数無安打に終わった。

 6回1死走者なしから、3番DH矢野の代打として途中出場。1打席目は直球に空振り三振、味方が大量5得点で逆転した7回は、1死二塁から追加点を狙ったが、変化球を引っかけて左翼への浅いフライに倒れた。9回の第3打席も左飛で凡退した。

 複数打席に立ったのは、退院後、初めて。「感覚が分かってきたし、自分でもいい感じだなと思う。もっと打席に立ちたい」と、意欲的だった。

 12日西武戦(西武第2)では、実戦復帰後、初めて一塁の守備につく。出場は3イニングほどを予定しており、荒木2軍監督は「若いので、明日どんな変化を見せてくれるかは分からないけど、まだまだだね」と言いながらも「これは想定内。ケガのリスクが減っていけば、もっと試合にも出られるようになる」と、見通しを口にした。