西武多和田真三郎投手が4安打1四球1失点の完投で、3勝目を挙げた。

 直球が走った。スライダーは「曲がりすぎてコントロールが出来なかった」が、捕手の森がフォークに切り替え、好リード。7回が終わるまで二塁を踏ませなかった。

 8回先頭の藤田に二塁打を打たれ、内野ゴロ2つの間に生還された。完封は逃したが、最少失点に抑え、112球で今季チーム最初の完投を記録した。

 「完投できて良かったです。真っすぐが良かったので、ドンドン押せていけました。(味方打線が)早めに点を取ってくれたので、自分も後のことを考えずにドンドンいけました」と話した。