HKT48の渕上舞(21)が25日、ソフトバンク-西武戦前にヤフオクドームで始球式を行った。背番号「48」のユニホームに短パン姿で投球し、ワンバウンドながら真っすぐ捕手甲斐のミットに収めた。

 投球を終えた渕上は「あっという間でした。小さい頃から始球式に憧れていたので、聞いたときはびっくりしましたけど光栄でした。(総選挙より)こっちの方が緊張した」と声を弾ませながら振り返った。

 元々ソフトバンクファンで、中学生の頃には一般募集の始球式にも応募したこともあるという。友人と球場で観戦することもあるほどで、好きな選手は「松田選手です。今日も1発に期待しています」と話した。

 6月16日にはナゴヤドームで第10回総選挙があるが、渕上にとってヤフオクドームは15年に初めてランクインした思い出の場所でもある。「3年前に31位だった場所なので、いい弾みを付けられたかな。自己最高(31位)を超えられるように頑張りたい」と意気込んでいた。