西武が連敗を4で止めた。

 “山賊打線”は11安打で6得点。投手陣も無失点リレーと投打がかみ合い、辻発彦監督は「連敗すると気持ちもモヤモヤしてくる。まだ先は長いけど、今日の1勝は大きい」と喜んだ。

 1回、秋山がフェンス直撃の左越え二塁打で出塁。続く源田は送りバント(記録は投前安打)を三塁線へ絶妙に転がし、チャンスを広げた。浅村は四球で、無死満塁。4番山川の右犠飛で先制した。さらに外崎、木村の連続二塁打で、一挙4点を奪った。

 2安打2打点の木村は「与えられたチャンスを、しっかりとものにできている。ランナーをかえそうと思って打席に入った。結果を恐れずに振れたことがよかった」と話した。