東都大学の春季リーグを3季ぶりに制した中大が、7-0で龍谷大に完封勝ちした。初回に4番長島の犠牲フライで先制。3回には9番千葉の適時二塁打で2点を追加して試合を決めた。8回を1安打に抑えた先発の大澤は「1回戦の先発を任せてもらったので、しっかり自分の役割を果たせてよかったと思います」と話した。

 東京6大学の春季リーグ優勝の法大は、大阪経済大との接戦を6-5で制した。6回表に大阪経済大に2点を先行されたが、その裏に1死満塁から4番石橋の二塁打などで4点を奪った。9回に大阪経済大に3点を奪われて勝ち越されたが、9回裏に満塁から四球で同点とし、5番鎌田の右安打でサヨナラ勝ちした。決勝打を放った鎌田は鳴門高出身の2年生。「前の回に打たれてしまったのが同じ鳴門高校の尾崎だったので絶対打ってやるという強い気持ちで打席に入った。理想的な雰囲気で試合ができたと思う。明日からも頑張りたい」と満足そうだった。

◆他の試合結果 

群馬大荒牧9-2九州共立大、関東学院大4-1東北学院大、札幌大4-1中部大、福岡大5-4同志社大、甲南大学10-0創価大(7回コールド)、東洋大10-2広島大