東京6大学の春季リーグ優勝の法大は、北海道地区代表で初出場の北星学園大に12ー1で7回コールド勝ちして、力の差を見せつけた。

 2回に相手のミスや四球、1回戦の大阪経済大戦で9回裏にサヨナラ打を放った鎌田航平(2年、鳴門)の安打などで5得点。続く3回には春季リーグ戦の首位打者で甲子園に3度出場した鳴川宗志(4年、鳴門)の3点本塁打などで一挙6点を挙げた。

 投げては西村勇輝(1年、日本文理)、渡辺勇太(4年、西武台千葉)の継投で3安打に抑えた。昨年、全日本の出場を逃して、投手を中心に堅い守りを徹底した「堅実野球」に取り組んできた。鳴川は「2回戦を大勝で勝てて、いい形で準々決勝に進むことができてよかったです」とコメントした。