関西地区の西都六大学で、昨秋と今春のリーグで優勝して２年ぶりの出場を果たした京産大が、２回戦から登場して、群馬大荒牧に７－２で勝利を収めた。

　初回に高野航平（４年、明徳義塾）の三塁打で２者が生還するなど３本の長打で３点を先制して勢いづき、５回までに７点を量産して試合を決めた。

　２年前の全日本では初戦となった２回戦で優勝した中大に２－８で敗れた。昨年は出場を逃した。その悔しさをバネにどこからでも点が取れる、優勝を狙える打撃のチームに仕上がった。２本の三塁打を右と左に打ち分けた高野は「相手のポジショニングを見てきれいに打ち分けられたと思います」と満足そうだった。