初のプロ野球のeスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」が11月10日に開幕する。日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントが共同開催し、セ、パ12球団の競技者がペナントレースを争う新しい取り組みだ。今月29日には12球団によるeドラフト会議が都内であり、1日には、会議で指名される候補選手を決める東日本選考会が都内で開かれた。

格闘技など対戦型コンピューターゲームで競うe(エレクトロニック)スポーツ。海外では億円単位の賞金大会が開かれ、プロ選手が活躍している。アジア大会では今夏のジャカルタ大会で公開競技として行われ、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」で日本が優勝した。22年の中国・杭州大会では正式競技になる。オリンピックでも競技としての採用が検討されている。

日本では19年の茨城国体で都道府県対抗が行われる。今年、日本eスポーツ連合が設立され、プロ化などに向けた取り組みが始まったが、先進国の韓国や欧米に比べると後れを取っている。ゲーム=遊びのイメージから抜け出せず、高額賞金を設定した大会は開けないなどの法律上の制約も普及の足かせになっている。

世界のeスポーツ市場は21年には1500億円超に拡大するとみられ、投資家も注目。スポンサーに名乗りを上げる企業も出始めている。