横浜(現DeNA)、巨人で活躍した村田修一内野手(37)が今季最終戦に臨み、5打数1安打で終えた。「4番三塁」でスタメン出場。入場チケットは前売り段階で2000枚以上、当日券を含め、同球場では異例の5000人以上の来場客が詰めかけた。通常は使用していない外野席も開放され「男・村田」の花道に注目度の高さが伺えた。

球場正面には巨人の元チームメートの有志からフラワーボードが届き、ソフトバンク内川、ヤクルト石川、館山らからも花が寄せられた。

試合前の村田は「(全国的に雨だけど)関東だけなんとか晴れてくれた」と気合十分だった。

【打撃内容】

1回1死二、三塁、第1打席は、初球の145キロ直球を打ち上げて、捕邪飛に倒れる。

3回1死、第2打席は、カウント2-2から147キロ低めの直球をすくい上げるも右翼フェンス手前で失速。右飛に倒れる。

5回無死一塁、第3打席は、カウント2-2から130キロチェンジアップに空振り三振。

7回無死、第4打席はカウント2-2から131キロ直球を中前打。

9回無死一塁、第5打席は、カウント2-1から外角143キロ直球を一ゴロに倒れる。全力疾走で併殺は阻止。

規定により8-8の引き分け。村田修一の最終戦は5打数1安打で終えた。