DeNAは10日、加賀繁投手(33)とG後藤武敏内野手(38)が、今季限りで現役引退すると発表した。

横手投げの加賀はヤクルトのバレンティンを20打席連続無安打に封じるなど外国人に力を発揮した。今季の8試合を含めて通算278試合に登板し12勝22敗1セーブ、防御率4・03。「温かい声援を送ってもらったことで、持っている力以上のものを試合で出すことができました」と話した。現役最多の代打本塁打11本のG後藤は617試合に出場して打率2割5分5厘、52本塁打、184打点。「代打で出場した時、横浜スタジアムに響く鳥肌が立つような大歓声は今も心に残っています」とコメントした。球団はホーム最終戦の22日中日戦を花道とする方向で調整している。